②球技大会の目的
2016年04月22日 18時34分
球技大会の目的は主に他学年との交流、他クラスとの交流であり、他クラス、学年同士で対戦することによりお互いの交流を得られるということにメリットがあります。
またお互いの戦力を競い合う為、球技大会が終わった後も「前に対戦した時に強かったクラスだ」
などと印象を持つことになり、そのためお互いに認知しあえる存在になりやすいのです。
球技大会の時にわかりやすいTシャツを着ていると、どこのクラスかというのもわかりやすくなり、
より交流面では成功しやすくなるともいえます。
普段の学校生活ではなかなかクラス外との交流もしにくいものです。
体育祭、文化祭ですといざお互いに意識して対戦というのもなかなか機会が無く、
交流もなく終わってしまいがちですが、クラス名を明確にし、
対戦相手として向き合うことにより、お互いの存在がより明確になるのです。
きっかけは、やはり漠然としたものになりやすいですが、
他の学校行と比べると幾分もお互いの存在が認知しやすい行事には変わりありません。
校外の人間、保護者側から見るとそこまで仕切りは無いように感じますが、
生徒にとっては自クラスと他クラスはもちろん、他学年はすでに別世界のようなものです。
部活動では他学年とも交流がありますが、全員必ず部活動に酸かするという規定がなければ
他学年と学校生活の間一度も交流することがいないというのも珍しくはありません。
他のクラス、学年をみることで股違うものが見えてくるということもあります。
そこから何か学び、より良いクラスを築くことで学校生活をより楽しいものにできるのではないでしょうか。
球技大会もそのきっかけとして十分に働くことができるのです。
またチームTシャツを着用すると、クラスの中での連帯感も生まれます。
他クラス、学年との交流ももちろん球技大会に含まれますが、
クラスの結束力も強めるというのも大きな目的です。
球技大会は一人だけの力ではなくチーム戦で行われますのでよりチームワークが必要となります。
リレーのように足が速い生徒がいると何とかなるようなものではなく、
球技が苦手な生徒をフォローできるようにクラス全員が協力して動くというのもまた勉強です。
得手不得手はクラスで分担し、それを踏まえて動く。
簡単なことではありませんが、それを行うことにより生徒たちは体感して
大切なことを学びとれるのではないでしょうか。
そんなチームの結束を作るためにもチームTシャツは欠かせません。
いきなり本番で結束力などというよりも、そういったチームTシャツの考案を行うところから、
結束を作るというのも十分に大切なクラス活動と言えるでしょう。